ローストビーフとローストビーフソースの作り方

オーブンを使わないレシピ

 

おいしいローストビーフはつくりたいと思っても、誰もが本格的なオーブンを所有しているわけではありません。ここではミニキッチンしかないという人でも取り掛かれる、いわゆる「オーブンを使わない」ローストビーフのレシピを紹介しましょう。

 

ここでの中心は殆どの家庭にあるフライパンでの調理法となります。オーブンが無くてもフライパンの強火で表面に焼き色をつけてから、蒸し焼きにすれば、適度に中まで火が通った美味しいローストビーフが簡単につくれます。

 

2人分を目安とした材料は、牛もも肉の塊:300g、あらびきブラックペッパー:小さじ1杯、塩:小さじ1杯、サラダ油:大さじ1/2杯、赤ワイン:50cc、不織布入りのブーケガルニ:1コとなり、赤ワインが無ければ水で代用してもOKです。

 

ソースの材料は、水:100cc、すりおろしたタマネギ:1/4コ、粒入りマスタード:小さじ1杯、醤油:小さじ1杯、みりん:小さじ1杯、肉を焼いた後の肉汁:大さじ1杯です。飾り用のクレソンは適量となります。

 

まず牛肉の塊ですが、牛肉が冷たいままだと中まで上手く焼けませんので、調理する2~3時間前に冷蔵庫から出して常温に置いておきます。牛肉の表面にはブラックペッパーと塩をもみ込みます。次にサラダ油をフライパンに入れて熱し、肉の表面に焼き色がつくまで、強火で回しながら焼きます。ここでのポイントは、しっかりと表面に壁をつくるように焼き色をつけることです。

 

ここに、赤ワインと不織布入りのブーケガルニを加えてフタをして、弱火で8分間蒸し焼きにします。これを裏返して更に3分蒸し焼きにします。以後は肉をアルミホイルで包んで祖熱を取るために30分以上放置します。

 

ソースは、フライパンに残った肉汁と、ソースの材料を一緒にして軽く煮詰めたら出来上がりです。ローストビーフは、薄く切って皿に盛り付け、付け合せのクレソンを飾ったら完成となります。